Curren$yカレンシー

Profile

ニューオーリンズ出身、リル・ウェイン、マスターPに続く期待のラッパーとして注目を浴びるカレンシー(Curren$y)。DD172レーベルから2010年にリリースした2枚のアルバム『Pilot Talk』、『Pilot Talk II』で話題を集め、ウィズ・カリファの最新アルバム『Rolling Papers』にもフィーチャリング・アーティストとして参加している彼が遂にメジャー・デビュー。ワーナーブラザースからの第1弾アルバムとなる『Weekend At Burnies』をいよいよドロップ!
80年代の人気映画、『バーニーズ あぶない!?ウィークエンド』のタイトルをもじったこのアルバム、プロデューサーには「Roasted」、「FashionablyLate」などのプロデュースを手掛けたMonsta Beatzの名前も上がっている。
ニューオーリンズのラッパー、そしてヒップホップの目利き、カレンシー(Curren$y)は自分の流儀で音楽を作ることによって成長してきた。「JETLIFE」で人生を目一杯楽しもうという主張を唱えている、この知識豊かなライムを吐き出す(何故彼が「吐出し屋」と呼ばれているか知っているかい?)ラッパーは、真実と真性さを追求した歌詞を追求することに集中している。何故なら、このShante Anthony Franklinとして生まれた男の精神は、どこにでもいる典型的地方ラッパーのそれを超越し、ブロガーや評論家、ファンやその間にいる人たち全員のお気に入りとなるまでに成長したからである。そして現在、ワーナーブラザースと契約した彼は、SPITTAことCURREN$Yがありのままの自分を貫きながらも、さらに多くの人々に「JET(ただコイツを楽しめ)LIFE」に知らしめる計画を立てている。
Slick Rick、Snoop Dog、Camp Lo、DJ Quick、A Tribe Called Quest、OutKast、さらに8Ball & MJGといったヒップホップの重鎮たちにインスピレーションを受けた若かりし頃のカレンシー(Curren$y)は、2002年になる頃にはMaster Pへ自身の才能を売り込むことになった。504Boyzのメンバーとして、No Limit Recordsとレコード契約を交わした彼は、早くもその2年後にはCash Money Recordsに移り、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったLil WayneのYoung Money Recordsの看板アーティストとなった。こうした地元レーベルでの経験は、彼にチーム・プレイヤーとしてのあり方を教えただけでなく、彼のなりたいタイプのアーティストがどういったものなのかを教え込んだ。
カレンシー(Curren$y)がソロ活動を開始したのは、2007年後半、YOUNG MONEYから正式に離れたときからである。彼は、プロジェクトが棚上げとなっている間も自身の才能が決して腐っていなかったことをファンに知らせるために、ミックステープをリリースし始めるようになった(「Life at30,000 Feet」、「Independence Day」などなど)。ミックステープの力もあり、カレンシー(Curren$y)はXXLマガジンの「2009年の新人特集」(2008年12月号)に取り上げられるまでになり、ヒップホップで最も期待されるアーティストの1人としての評判を獲得した。
カレンシー(Curren$y)の音楽制作頻度を多産と呼ぶのは、過小評価でしかない。2009年にカレンシー(Curren$y)は、AMALGAM DIGITALから『THIS AIN'T NO MIXTAPE』をリリースし、同年アルバム『JET FILES』も発売した。さらに彼はRoc-a-fella Recordsの元ボス、Dame Dashが新たに率いるDD172と契約を交わした。その成果が、DD172レーベルから2010年にリリースされた2枚のアルバム、『PILOT TALK』、『PILOTTALK2』である。この期間ずっと、SPITTAことカレンシー(Curren$y)の音楽とビデオは高い評価を集め続け、さらに、Married To The Mob、LRG、そしてRocksmithといったストリート・ブランドでも活躍を見せるようになった。熱心な車ファンであり、コレクターでもある彼は、いくつかのカークラブ(Cool KidsのChuck EnglishとやっているBoxed Setに、自身のマネージャーと一緒にやっているニューオーリンズのCRUISE LIFE)を所有している。

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