巨匠エリントンが60年代、リプリーズに残した代表作。全12編から構成されたエキゾチックな組曲でアフリカ音楽やラテン・リズムを融合したサウンドは圧巻。ジョニー・ホッジス、ポール・ゴンザルヴェスなどキラ星のようなスターたちのソロも充実。ジョン・コルトレーンとの共演盤で有名な名曲「アンジェリーカ」も収録。

全作品中、最大のスケールを誇るといわれる傑作。欧州各地を代表する名門交響楽団と繰り広げた演奏は、まさに圧巻。

初来日の直前、人気ディズニー映画の音楽に取り組んだ人気盤。ブラックなアンサンブルとソロがポップな曲想と見事に融合。

ベイシーの人気盤と対をなすエリントンの人気作。当時、大きな話題を集めた映画音楽やヒットしたミュージカル音楽を題材に、シンプルでわかりやすい演奏が大衆に支持された。

バーブラ・ストライサンド、ヘンリー・マンシーニの映画音楽、アンディ・ウィリアムスのヒットで知られる有名曲を、エリントン流のビッグ・バンドで聴かせたジャジーでポップなカヴァー集。ワー・ワー・ミュートで聴く「抱きしめたい」が新鮮！

1965年4月、カリブ海に浮かぶヴァージン諸島を訪れたエリントンが、その時に見聞した印象を絵画的な音で綴ったスタジオ録音で、4部構成の表題組曲が圧巻！後半は有名曲の再演、ミュージカル・ナンバーのカヴァーが中心。ヴァージン諸島の空にエリントンの魂が。リプリーズ時代のエリントンを代表する傑作。

1970年、ニューオリンズ・ジャズ＆ヘリテッジ祭の主催者と同市から委嘱されたエリントン晩年の傑作。ジャズ界の神様がジャズ誕生の地にみせた敬意がここに凝縮。

エリントンが1962年、グレン・ミラー、ハリー・ジェームス、トミー・ドーシー、キャブ・キャロウェイ、ジミー・ランスフォード、チャーリー・バーネット、チック・ウエッブなど有名人気バンドのヒット曲ばかり取り上げた好企画盤。ジャズ初心者にも親しみやすい内容で定評ある1枚。

グラッペリ、ナンス他ジャズ界の名ヴァイオリン奏者とオーケストラの共演が楽しい。1963年パリで録音された巨匠エリントンの未発表音源発掘盤。

サッチモとエリントン。ジャズの歴史に燦然と輝く巨匠2人がスタジオで邂逅。不滅のエリントン・ナンバーを演奏するサッチモの姿も感動的だ。

ジャズ史に燦然と輝く2大巨匠の歴史的邂逅を捉えたコンボ編成によるスタジオ録音の第2弾。

後期エリントンのライヴ音源のなかでも、最高の内容を誇る伝説の名演・前篇。1973年に発表された2枚組LPに、同日収録のリプリーズ盤『グレイテスト・ヒッツ』の10曲を追加した完全版。