ジャック＝マルタン・オットテール（ルイ14世の室内楽団の楽士となる前にローマに滞在していたことから「ローマ人」と呼ばれた）は、当時の最高のフルート奏者であり理論家でした。非常に古い木管楽器製作者の家系に生まれた彼の1707年の著書『横笛、リコーダーおよびオーボエの原理』は、ヨーロッパ全土で音楽文献の絶対的な参考書とされていました。彼の2024年の350回目の誕生日を9月29日に祝うため（なお、別の資料では1673年生まれともされています）、1712年に発表された2本のリコーダーと通奏低音のために書かれた6つの生き生きとしたダンサブルなトリオ・ソナタの演奏を、初めてデジタル配信パートナー向けにリリースします。この演奏は、著名なケース・ブッケ、ワルター・ファン・ハウヴェ、ボブ・ファン・アスペレン、ウォウター・メラーによる「クアドロ・オットテール」によって行われ、フランス・ブリュッヘンとケース・ブッケによる2本のリコーダーのための組曲も収録。

フランス・ブリュッヘンのリコーダーによる名演集。 1964-1971年録音

フランス・ブリュッヘンが1962年から79年にかけてテルデック・レーベルにレコーディングした音源を集めた12枚組ボックス。若きレオンハルトやビルスマ、アーノンクールといった才能豊かなプレーヤーとの共演により、ブロックフレーテとフラウト・トラヴェルソの主要なレパートリーを網羅的に楽しめる素晴らしいセット。研究熱心だったブリュッヘンが発掘したレパートリーも含む多彩をきわめた内容は、古楽ファンには必需品。

ワーナークラシックが誇るエラート、テルデックの名演、名盤が待望のSACDで登場。

ブリュッヘンやレオンハルトをはじめとする“古楽の巨匠”たちが、あえてモダン楽器を使って演奏した『ターフェルムジーク』。 格調高い、永遠の名盤。

ブリュッヘンの貴重な記録。 音色と表現方法の統一感により曲の本質が浮き出る、秘曲をあつめた名演。

ブロックフレーテのための作品が数多く作曲され、歴史上この楽器にとって最も良き時代であったバロック後期に作曲された、ヴィヴァルディ、サンマルティーニ、テレマン、そいてノードの手による4曲のブロックフレーテ協奏曲を収録。 ブロックフレーテでは他の追随を許さぬブリュッヘンとアーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるこの演奏は、18世紀当時に演奏されたスタイルに忠実なだけではなく、はっきりとした個性を主張している。

2020年1月1日に死去したヤープ・シュレーダー。2019年7月死去した、古楽器チェロの第一人者として録音、教育、研究活動に活躍したアンナー・ビルスマ。バロック音楽の再興の立役者、フランス・ブリュッヘン、グスタフ・レオンハルトたちが、モダン楽器で演奏したによる名録音、1964年録音。

後期バロック、複数のフルートを含む器楽編成作品、1964年録音。 ・テレマン：ターフェルムジークより四重奏曲TWV43:d1 ・ファッシュ：四重奏曲 ト長調 ・ジャン・バティスト・ルイエ：五重奏曲 ロ短調 ・ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ：トリオソナタ ハ短調 フランス・ブリュッヘン（リコーダー） ジーネット・ファン・ウィンガーデン（リコーダー） フランス・フェスター、ジュースト・トロンプ（トラヴェルソ） ブライアン・ボラード（ファゴット） アンナー・ビルスマ（チェロ） グスタフ・レオンハルト（チェンバロ）  

古楽界の鬼才ブリュッヘンのテルデックへの録音。若き日のブリュッヘンによるヘンデルのリコーダー・ソナタ集は、瑞々しく爽やかな響き。軽やかなリズム。録音の歪み以外に古さはまったく感じられなく、何と新鮮なのか！