2023年1月27日、コラールの75歳記念発売 ドビュッシー作品の名手、ベロフとの共演による2台ピアノとピアノ連弾（4手）用作品集。「牧神の午後への前奏曲」の2台ピアノ版、2つの夜想曲（2台ピアノ版、ラヴェル編）も収録、1982 & 1994年録音。

バッハが鍵盤楽器と合奏のために作曲・編曲した協奏曲は、ソロ用が8曲、2台用が3曲、3台用が2曲、4台用が1曲の計14曲。 　これらの作品のまとまった録音として最も有名なのが、EMIによって1981年から1993年にかけて録音された4枚のアルバム。これらの録音では、独奏パートがピアノ、合奏パートがモダン楽器室内オーケストラという演奏スタイルが採用されており、適切に録音されたピアノによる演奏が、複数楽器のための作品では各声部を聴き取りやすくなるということを証明してもいました。 　このアルバムのソリストには、ミシェル・ベロフ、ジャン＝フィリップ・コラールを起用。全員、フランスを代表するピアニストとして有名な存在ですが、話題性だけでなく、音楽の美しさを十分に示したものとしても大きな魅力を持つ演奏に仕上がっています。  

ジャン=フィリップ・コラールと、音楽仲間のオーギュスタン・デュメイとは1970年～80年代に多くの室内楽作品の録音を残している。フランス=ベルギー派の名曲集、1981-1989年録音。

フランク晩年の傑作ソナタとドビュッシー作品の組み合わせ、さらにフランク若き日の知られざる2作品も収録。2023年1月に75歳を迎えるコラールとデュメイの名演、1976-77 & 1981年録音。  

サン=サーンス作品シリーズ 最も輝きに満ちた素晴らしいフランス人奏者たちによる演奏。弦楽器はフランス弦楽トリオ。1976-1977年録音

ヴァン・ダムはフランス語歌曲スクールでの最も有名な代表格で、なみなずれたディクションと長年のキャリアで世界中の聴衆を魅了してきた。コラールとのコンビで手慣れたフランス・メロディ集を2種類収録したうち、本録音ではフランスのロマンティシズムにあるれた作品がまとめられている。1992年録音。

コラール（ピアノ）とのサン=サーンスのピアノと管弦楽のための録音から。1987年録音。

ジョルジュ・オーリックは、1899年マルセイユ近郊のロデーウ生まれ。幼い頃から優れた楽才を示し、パリ音楽院を経て、1914年からスコラ・カントルムでダンディに師事。この間にサティ、ミヨーらとも知り合い、「六人組」として、フランスの音楽シーンの活性化に努めました。1924年から、ディアギレフ率いるロシア・バレエ団のために幾つかの作品を書き、1930年からはジャン・コクトーの革新的な映画「詩人の血」を初めとし、その後40年間に渡って150近い数の映画音楽を作曲。『美女と野獣』『ローマの休日』『恐怖の報酬』などの名画が含まれています。この「心象の産物」は、1968年から作曲を始めた作品で、彼より若い作曲家の仲間たちの影響を受けたより現代的なスタイルで、さまざまな楽器の組み合わせのための書かれた、重要な作品のひとつです。コラール、デボストなど1970年代のフランスの名アーティストらが演奏した貴重な音源が、初CD化で登場です。オリジナル・マスタテープより、2018年 24bit/96kHzリマスターが施されています。

絶妙なタッチと繊細な表情、豊かな色彩感で瑞々しい感覚のピアニズムを聴かせるコラールの代表的なピアノ作品演奏。70年代のフランスの名演奏家が参加して録音した室内楽。フランスものを手がけて現在随一の指揮者プラッソンによる、特有の繊細な感性による演奏など、フランスのエスプリたっぷりの名演を収録したものです。なお、このシリーズにはブックレットは付属しません

コラールを中心としたフォーレの室内楽作品集、70年台のフランス系アーティストを結集した名盤。