間違いなく、史上最高のピアニストの一人、マルタ・アルゲリッチとレーベルとの関係は、1965年ショパン国際コンクールでの優勝にまで遡ります。それ以来、数十年にわたった数多くのライヴおよびスタジオ全録音収録BOX。  

アルゲリッチのカリスマ性や神秘性が輝いたラヴェル作品のルガーノ音楽祭での名演奏から、180gアナログLPレコードで初リリース。

アルゲリッチ８０歳記念！ あの1965年の『幻のショパン・レコーディング』が、オリジナル・マスターテープより新規ハイビット・リマスターで緊急発売！

マルタ・アルゲリッチとヌトコウの4手ピアノ版による「田園」交響曲

アルゲリッチがコンセルトヘボウで1978、79、92年におこなった演奏会からのライヴ録音。これまでCD3枚分で発売されていた音源を、180gアナログLP盤４枚組として限定生産！

イツァーク・パールマンとマルタ・アルゲリッチの共演が、歴史的ともいうべき初のスタジオ録音を完成。

カリスマ的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが、EMI、Teldec、Eratoに録音したアルバムを集大成。1965年の『幻のショパン・レコーディング』から、2006年のクレーメルとの『ベルリン・ライヴ』に至る録音を収録しています。

2016年まで続けられていた『ルガーノ音楽祭』。残念ながら2016年をもって、この音楽祭は閉幕となってしまいました。アルゲリッチだけでなく若手演奏家も招きいれ、バッハ、モーツァルトからフランス印象派を経て、現代、そしてタンゴなどの様々な音楽を通して、アルゲリッチがこのプロジェクトで行いたかったものがふんだんに取り入られました。 このボックスは、2002～2016年に行われた「ルガーノ音楽祭」ライヴCD（旧EMI→ワーナークラシックス）として発売されていた音源から、アルゲリッチ自身が演奏したものを全て収録したものです。様々なジャンルのものがありますが、ピアノ・ソロ作品、ピアノデュオ作品が多くをしめますが、編曲された作品、室内楽作品、協奏曲ももちろん収録。モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ラヴェル、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチが最も頻繁に演奏されていますが、現代作品まで幅広く及んでいます。期間中に同じプログラムも演奏されていますが、その全ても収録されています。 この音楽祭では、「アルゲリッチは2000年以降、協奏曲、室内楽、ピアノデュオのレパートリーを演奏し、ソロ・リサイタルのような単独的な追求を好まず、1年に限られた公演しか行ってきていませんでした。しかし多様なレパートリーに焦点を当てることによって、アルゲリッチのカリスマ性や神秘性が増しています」と高く評価されました。アルゲリッチがこのプロジェクトで目指していた方向性が如実にわかる、充実した演奏が収録された記録なのです。  

ショパン：ピアノ協奏曲第1番、ハイドン：ピアノ三重奏曲ト長調、モーツァルト：4手ピアノのための５つの変奏曲K501、シューベルト：4手ピアノのための8つの変奏曲作品35、ブラームス：16のワルツ集（2台ピアノ版）など。 Apple以外の配信 全71トラック 約9時間4分収録

ベートーヴェンが最も好んだというモーツァルトのピアノ協奏曲第20番はドラマティックでデモーニッシュな曲ですが、その底知れぬ深さと暗さ、時に射し込む光の眩しさを天才の直観で見事に描き出します。この1曲でも充分な値打ちがありますが、第10番での和気藹々としたデュオ、鬼才ラビノヴィチの考え抜かれたソロと三者三様の魅力がいっぱいです。その他、アルゲリッチがルガーノ・フェスティヴァルなどで多くのピアニストと共演したモーツァルトの名曲演奏には、世界的なピアニストとしての名声を得つつ、ソロ活動だけでなく、室内楽への取り組みも行ってきているアルゲリッチの「理想的な音楽作り」が記録されています。 38トラック／4時間15分収録

バッハからショスタコーヴィチまで、様々時代の世界中で愛聴・愛奏されているピアノの名小品をアルゲリッチが演奏した 75トラック／約2時間　を収録したアルバム。

このアルゲリッチのプロコフィエフ・アルバムでは、デュトワ、モントリオール響との協奏曲（2曲）、ルノー・カピュソンとのヴァイオリン・ソナタ第2番、イェフィム・ブロンフマンとの強烈な「古典交響曲」の2台ピアノ版などを収録、1997-2012年録音。