Nikolaus Harnoncourtニコラウス・アーノンクール

Discography

Mozart: Thamos, K. 345 / モーツァルト:エジプトの王ターモス

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Mozart: Thamos, K. 345 / モーツァルト:エジプトの王ターモス

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2026.02.27 配信5026854688770

モダンとピリオドが融合した鋭い響きで『魔笛』を予感させる劇的世界を構築し、作品の真価を再発見させた不動の歴史的名盤。
1980年当時、アーノンクールは自身の古楽器アンサンブル(コンツェントゥス・ムジクス・ヴィーン)とは別に、モダン・オーケストラであるコンセルトヘボウ管との画期的なモーツァルト・シリーズを開始していました。

この『エジプト王ターモス』もその一環で、「モダン楽器の豊かな響き」と「ピリオド奏法の鋭い語り口」が高度に融合しています。モーツァルト時代の奏法を意識したノン・ヴィブラートの奏法や、鋭いアクセント、強烈なダイナミクス変化は、作品が持つドラマ性を最大限に引き出しています。

『エジプト王ターモス』は、後に作曲される『魔笛』を予感させるフリーメイソン的な象徴主義や、劇的な合唱が特徴です。アーノンクールは、単なる「劇の付随音楽」としてではなく、一つの「劇的なオラトリオ」のような重厚さと緊張感を持って演奏しています。
この録音は、忘れられがちだったこの作品の真価を再発見させた功績が極めて大きいです。BBCミュージック・マガジンなどの批評でも「ユニークで完璧に近い録音」と称賛されており、ガーディナー盤(1993年)が登場するまで、長らくこの曲のスタンダードとしての地位を独占していました。

英雄劇『エジプト王ターモス』のための合唱と幕間音楽K.345(336a)
トーマス・トマシュケ(バス)
ジャネット・ペリー(ソプラノ)
アンネ=マリー・ミューレ(メゾ・ソプラノ)
マリウス・ファン・アルテナ(テノール)
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
オランダ室内合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:1980年

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