ピリオド楽器による初の世界初録音だった歴史的名盤。アーノンクールが、種々の考証と実験によって「バッハの理想」を響きとして具体化させた伝説的演奏。日本語解説、歌詞対訳付。

ピリオド楽器と男声のみによる初の世界初録音だったもの。祝祭的なバロック・サウンドと少年合唱の新鮮な響きによって、この曲の本質が再現された歴史的名盤。日本語解説、歌詞対訳付。

バッハ唯一のオペラ的劇音楽のダイナミックなサウンドによる「鎮まりしアイオロス」。カンタータ197番は、バッハ：カンタータ全集が開始される前に1969年頃に録音されたもの。日本語解説、歌詞対訳付。

バッハ・カンタータ全集録音から更に奥深い音楽美の追求するために成人合唱に求めた「モテット集」。どの演奏よりも集中度も高く濃厚な演奏が印象的な名盤。日本語解説、歌詞対訳付。

アーノンクール夫妻によるバッハのヴァイオリン・ソナタ集。現在ではヴァイオリンとチェンバロのみで演奏されるのが普通だが、ここでは通奏低音にガンバが追加されて演奏されている。当時最も美しい音色を出すヴァイオリンの名器「ヤコブ・シュタイナー」を使用。復元協奏曲の2曲を追加収録。日本語解説付。

2000年、アーノンクールが30年の時を経て再録音したマタイ。 画期的な解釈と渾身の演奏で聴かせる名盤。 古楽器演奏の記念碑的録音である1970年録音、アーノンクールがCD化を「封印」した1985年録音に継ぐ3回目の真打ち『マタイ』録音。プレガルディエン、ゲルネ、シェーファーなど、スター歌手や若手注目歌手が惜しみなく起用されています。ソリストの力量を十全に引き出し、自然な音楽の流れと、ほのかな微光のような柔らかさをもった演奏は聴き応え満点。長年にわたりバッハと対話を続けた巨匠ならではの円熟の決定盤です。 日本語解説、歌詞対訳付  

バロック、そしてモーツァルトへ移行し録音してきた巨匠アーノンクールが、ヨハン・シュトラウスの音楽を録音したことはひとつの事件のようなものでした。ウィーンっ子で、ウィーン交響楽団のチェロ奏者を長年務めた巨匠アーノンクールにとって、J.シュトラウスは極めて近しい存在といえるでしょう。もちろん当時の演奏習慣や楽譜を徹底的に研究した結果は、当然のごとく今までの演奏とは一味も二味も違ったものは衝撃的でした。伝統に流されない解釈など、独自の立場を貫きつつのウィンナ・ワルツやオペレッタ。そしてウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート2001のライヴなど、アーノンクールがJ・シュトラウスを録音したものを収録したBOXセットとなります。なお、ブックレット、歌詞・対訳等は付属しません。 

音楽史上に燦然と輝く不朽の名演。アーノンクールによるモンテヴェルディのオペラ三部作。世界初の本格的古楽器によるこの録音計画の4年前からアーノンクールは様々な面から研究をし、その結果としてのこの演奏は、ドラマから熱く生々しい人間感情を引き出すことに成功したのでした。アーノンクールのこの録音計画開始から50年を記念して、モンテヴェルディの三部作と、キャシー・バーベリアンとのマドリガーレやアリアを収録した1枚をセット化したものです。12ページブックレット付。歌詞、対訳は、付属しません。

持続音のガンバの音色と一音一音すぐ音量が減衰するチェンバロとの対比の妙。アーノンクールとタヘツィの掛け合いは、当時のバロック語法を見事に再現した名演です。96kHz/24bitリマスター音源使用。日本語解説付。

アーノンクールによる、魅力的なドラマティックなアプローチは、のびやかに歌われるシューマンの懐の広さに、その後のアーノンクールに通じる巨匠的な貫禄がすでに見受けらる画期的な解釈演奏。

「現代のスタンダード」との世界的な評価を受ける録音。

厳格なまでにスコアに忠実に演奏することを要求したアーノンクール。 これまで伝統的と言われてきた「壮麗で重厚な響き」という解釈から解放することで、 驚くほど豊かな情緒と緻密で多彩な情感を引き出しています。