まだ、この作品が研究され復興されたばかりの録音。当時の音楽研究の大御所ユルゲン・ユルゲンスとの共同による演奏だが、アーノンクールは楽器の選定、演奏法を研究し、この作品に新解釈を与えた重要な演奏といえましょう。解説もアーノンクール自身が執筆している。

当時、ほとんど演奏されなかったビーバーの作品に光を当てた意義深い録音。アーノンクール＆CMWによる演奏の特質が、最も端的かつ効果的に発揮された記録。

アーノンクール＆CMWのテレフンケンへの初録音盤。マンハイム宮廷を賑わせた前古典派の作曲家の作品を、古楽器を用いて生き生きと演奏した画期的なアルバム。

ハプスブルクの宮廷で活躍したシュメルツァーとフックスの合奏作品を取り上げたもの。ウィーンの宮廷に響いた楽師たちの音楽を、古楽器を用いて再現した、アーノンクール初期の注目盤。

世界初の古楽器によるセンセーショナルな演奏であり、記念碑的録音。アーノンクールによるバロック語法が、音楽としての強固な枠組みをはっきりさせ、様々な楽器の会話的醍醐味を満喫させてくれる名盤。

世界初の古楽器によるセンセーショナルな演奏であり、記念碑的録音。アーノンクールによるバロック語法が、音楽としての強固な枠組みをはっきりさせ、色彩感や気品ある表情表現を満喫させてくれる名盤。

バロック音楽の解釈に努めたフルート奏者の一人シュタストニー。アーノンクールらとともに、作品の読みとその解釈に満を持して取り組んだアルバム。バッハの多様な音楽の魅力とありのままの舞楽を率直に伝えた名演奏。

レオンハルトとアーノンクールらによる数少ない合同演奏。ロココスタイルの前古典派への音楽を、当時の楽器と演奏法で録音した画期的なアルバム。

アーノンクールは当時の楽器配置を研究し、作品に鮮度を与えた演奏として名高いもの。クローズアップして顔の表情の喜怒哀楽をつぶさに描出しようとでもするような表現。彫りの深さやテクスチャーの明瞭な立ち上がりなど、活力に満ちた表現は現在においても新鮮！

フリードリヒ・グルダ、チック・コリア、アーノンクールとの音楽の「対話」による「美」が表現されたモーツァルトの協奏曲の決定盤。

初期ロマン派特有の淡彩の美しさを、アーノンクール特有の語法で見事に描き出したメンデルスゾーン。

徹底した楽譜研究と長年の演奏蓄積が結実した再録音。深い感動を呼ぶ名演！ 「この作品のもつカトリック的なものを表現する」ために混声合唱を起用したアーノンクール。そのドラマティックで彫りの深い指導に導かれ、合唱団＆ソリストが高密度で魂のこもった名唱を聴かせています。興味深いアーノンクールへのロング・インタビュー付。